アイング株式会社 代表取締役社長 飯嶋一晃は、CSR(企業の社会的責任)の一環として、千葉県市原市に「どり~む農園 市原ファーム」を運営しています。
近年、企業には利益追求だけでなく、環境保護、人権尊重、労働環境改善など、社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)を果たすことが強く求められています。
これは国際的な潮流であり、SDGs(持続可能な開発目標)とも深く結びついています。
企業が社会から信頼を得るためには、法令や倫理を遵守する「コンプライアンス」が前提条件となり、その上でCSR活動を積極的に展開することが不可欠です。
CSRの重要な柱の一つが「多様性の尊重」です。
その具体的な取り組みとして、日本では「障害者雇用促進法」に基づき、企業に一定割合の障がい者を雇用する義務が課せられています。
この制度は、障がいのある方が安定して働き続けられる環境を整えることを目的としています。
障がい者雇用は単なる法令遵守にとどまらず、企業文化の多様性を広げ、従業員一人ひとりが互いに理解し合う土壌を育む大切な取り組みです。

当社では2015年12月より、千葉県市原市に「どり~む農園 市原ファーム」を運営しています。
この農園では重度の障がい者を雇用し、シルバー農園長の指導のもと、四季折々の野菜づくりに励んでいます。
農園で育てられる野菜は約20種類。トマト、ナス、キュウリ、ジャガイモなど、季節ごとに彩り豊かな収穫があり、従業員に安価で提供されています。社内では「新鮮で美味しい」「農園の野菜を食べると元気が出る」と好評をいただいています。
農園で働く障がい者の方々は、朝の挨拶から始まり、畑の手入れ、水やり、収穫、選別、袋詰めまでを担当しています。
仲間と協力しながら作業を進めることで、達成感や喜びを感じられる環境が整っています。

この取り組みにより、当社は障がい者法定雇用率を達成しています。しかし成果は数字だけではありません。
・社員が農園の野菜を購入することで社内に温かい循環が生まれている
・農園で働く方々が自信を持ち、社会参加の喜びを感じている
・社員同士の交流が深まり、職場全体の雰囲気が明るくなっている
CSR活動としての障がい者雇用は、企業と従業員、地域社会をつなぐ大切な架け橋となっています。

収穫祭では、収穫の喜びを分かち合います。
笑顔で野菜を手にする姿は、農園の取り組みが単なる雇用制度にとどまらず、地域との絆を育む活動であることを示しています。
当社は「人を大切に」という理念のもと、今後も障がい者雇用制度を積極的に推進していきます。
農園の規模拡大、新しい作物への挑戦、地域とのさらなる連携など、未来に向けた取り組みを進めてまいります。
CSR活動は企業の社会的責任を果たすだけでなく、従業員一人ひとりの心を豊かにし、企業文化を温かく育むものです。
当社はこれからも「ハートウォームな企業」を目指し、誰もが輝ける職場づくりを続けてまいります。