年末年始のおでかけを安心に!落とし物防止と防犯のちょっとした工夫

はじめに

年末年始は、旅行や初詣、ショッピングなどで外出の機会が増える季節です。家族や友人と楽しい時間を過ごす一方で、人混みや移動の多さから落とし物や盗難のリスクも高まります。財布やスマホをうっかり置き忘れてしまったり、鍵を落としてしまったりすると、せっかくの楽しい時間が一気に不安に変わってしまいます。ですが、日常のちょっとした習慣や工夫を取り入れるだけで、安心しておでかけを楽しむことができます。この記事では、商業施設での警備事業のうち、遺失物管理も行っているアイング株式会社の防犯のプロが、防犯意識と生活ハックを組み合わせた「安心のための工夫」をご紹介します。

よくある落とし物と防犯リスク

警視庁の最新データによれば、年間で四百万件以上もの落とし物が届けられており、財布やスマホ、証明書類など生活に直結する品が数多く含まれています。これだけ多いという事実自体が「誰にでも起こり得るリスク」であることを示しています。しかし、実際に持ち主のもとに戻るのは全体の14%しかありません。これらの数字は「落とし物は特別な人だけがするものではない」という事実を物語っています。財布やスマホを落とすと不正利用や情報流出につながり、鍵をなくせば家族の安全に直結します。さらに証明書類や有価証券類は再発行に時間と労力がかかり、生活への影響も大きいのです。つまり、落とし物は「小さな不注意」から「大きな不安」へ直結する社会的リスク。年末年始の人混みや移動の多い時期には特に注意が必要です。まずは、年末年始に特に注意したい落とし物について見てみましょう。財布は現金やクレジットカードが入っているため、落とした瞬間に不正利用のリスクが生まれます。スマホは連絡手段だけでなく、SNSや銀行アプリなど多くの個人情報が詰まっているため、紛失すると情報流出や悪用につながる危険があります。鍵を落とすと、自宅への侵入リスクが高まり、家族の安全にも直結します。さらに、手袋やマフラーなどの小物は置き忘れやすく、気づかないうちに失くしてしまうことも多いです。これらは「小さな落とし物」と思いがちですが、実は生活の安心を大きく揺るがす要因になるのです。

防犯と生活ハックを兼ねた習慣

落とし物や盗難を防ぐためには、日常の中でできる小さな習慣を積み重ねることが大切です。例えば、出発前に財布・スマホ・鍵を手で触って確認する「3点タッチ」は、忘れ物防止に非常に効果的です。声に出して確認することで、意識が高まり、うっかりを防げます。バッグは人混みでは前に持ち、ファスナーをしっかり閉めるだけで、スリ対策にもなり、物が落ちるのも防げます。さらに、手袋やマフラーなどの小物は明るい色を選ぶと、置き忘れてもすぐに気づけます。最近ではスマートタグや位置情報サービスを活用する人も増えています。財布や鍵に付けておけば、万が一なくしてもスマホから場所を確認できるので、安心感がぐっと高まります。こうした工夫は、防犯と生活ハックの両方に役立つ「一石二鳥」の習慣です。

落としたときの対応方法

どんなに気をつけていても、落とし物をしてしまうことはあります。そんなときに慌てず行動できるよう、対応方法を知っておくことが安心につながります。まずは利用した施設、交番や駅の「落とし物窓口」を活用しましょう。年末年始は落とし物が集まりやすく、意外と戻ってくる可能性が高いのです。財布やスマホを落とした場合は、すぐにカード会社や携帯会社に連絡し、利用停止手続きを行うことで被害を最小限に抑えられます。さらに、家族や友人とあらかじめ「集合場所」を決めておくと、人混みで迷子になったときにも安心です。落とし物やトラブルが起きても「次にどうすればいいか」を知っているだけで、心の余裕が生まれます。

まとめ

防犯意識と生活ハックを組み合わせることで、年末年始のおでかけはぐっと安心になります。財布やスマホ、鍵といった大切なものを守るための小さな習慣は、誰でもすぐに取り入れられるものばかりです。落とし物を防ぐことは、防犯にも直結し、家族や自分自身の安全を守ることにつながります。小さな工夫が大きな安心につながる――そんな気持ちで、今年の年末年始を快適に、そして安心して楽しんでください。

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この投稿を担当したのは・・・

上村 将弘(うえむら まさひろ)

警備業務15年の経験を持つと共に、防犯防災のノウハウを熟知してる安全安心のスペシャリスト。 現在は、ソリューション営業部で大規模小売店舗やオフィスビルなどの安全安心を「人・IT」を総合的にコーディネートし、お客さまのニーズに沿ったご提案を推進しています。