地球温暖化や環境破壊など、私たちの生活に影響を与える問題は年々深刻になっています。そんな中で注目されているのが「エコ生活」です。この記事では、食品ロス削減や省エネコンサルなどの環境事業に取り組む当社が、エコ生活の重要性や今すぐできる取り組み例をご紹介します。
1.エコ生活とは

そもそも「エコ生活」とはどのような生活のことを指すのでしょうか。
まずはエコ生活について詳しく見ていきましょう。
1-1.地球環境に配慮した生活のこと
エコ生活を一言で表すと「地球環境に配慮した生活」です。
地球温暖化や森林破壊、海洋汚染など、私たちを取り巻く環境はさまざまな問題を抱えています。
このまま地球環境が悪化し続けると、あらゆる生命が安全に生きられなくなるのです。
私たちが安心して豊かに生きていくためには、一人ひとりが「エコ」を意識し、環境に配慮した生活を送る必要があります。
1-2.エコロジー(環境)+エコノミー(経済)の両立を目指す
| ①エコロジー:ecology | 生態学 |
| ②エコノミー:economy | 経済 |
エコ生活の「エコ」には、「エコロジー」と「エコノミー」の2つの意味が含まれています。
①エコロジーは本来、生態学という意味で使われます。最近では環境保全という意味でも使用されるようになり、人と自然の調和や共存を目指す考え方としても認知されています。
②エコノミーには経済という意味があります。
自然環境と経済は密接に関わっており、エコロジーとエコノミーを両立させることが豊かな未来に繋がると考えられているため、エコ生活は世界中で重要視されているのです。
1-3.エコ・エシカル・サステナブルの違い
エコとよく似た言葉に「エシカル」「サステナブル」があります。
同じように使用されることも多いですが、実は少しずつ違いがあるのです。
・エコ:Eco
エコには「環境に優しい」「経済的(省エネ・節約)」といった意味があります。
自然環境への負担を軽減することが重視されています。
・エシカル:Ethical
エシカルは「倫理的」「道徳的」という意味がある言葉です。
人・社会・環境に配慮したライフスタイルを指すこともあります。
・サステナブル:sustainable
サステナブルには「持続可能な」という意味があります。
環境・社会・経済のバランスを取りながら、未来の世代も豊かに暮らせる仕組みを作っていこうという考え方です。
この3つの違いを見てみると、サステナブルという考え方の中に、エコやエシカルが含まれることがわかります。
・サステナブル:大きな枠組み、持続可能な社会の仕組みを作るための考え方
・エコ:環境面でサステナブルな生活を支える
・エシカル:人、社会の側面からサステナブルな生活を支える
1-4.1人でできるエコ生活とみんなでできるエコ生活
エコ生活は1人でできるものと、みんなでできるものがあります。
<1人でできるエコ生活>
・電気やガスなどの使用量を減らす(省エネ)
・ゴミを分別して捨てる
・ゴミを減らす(プラスチックトレーや牛乳パックの回収など)
・水の無駄遣いを減らす
<みんなでできるエコ生活>
・地域の清掃活動に参加する
・エコに関するイベントに参加する
自分でできるエコ生活には、電気やガスの使用量を減らす省エネ活動や、ゴミの分別によるゴミ削減などがあります。
どれも簡単な取り組みのため、誰でも気軽に始めることができます。
また、地域の清掃活動やエコに関するイベントに参加してみるのも良いでしょう。
インターネットで「エコ イベント 〇〇(地域名)」などと検索すると、地域のエコイベントが出てくるはずです。
エコ生活にはさまざまな活動が含まれますが、今自分ができることは何かを考え、小さなことから1つずつ実践してみてください。
2.エコ生活が重要視されている9つの理由
エコ生活がこれほど重要視されるのはなぜでしょうか。
ここでは、エコ生活が重要視される9つの理由についてお伝えします。
2-1.①地球温暖化

地球温暖化は世界的に大きな問題です。
気温の上昇や異常気象が起こる原因となり、世界各地でさまざまな影響を及ぼしています。
地球温暖化の原因となる「温室効果ガス」には、二酸化炭素やメタンなどいくつかの種類があります。
地球は太陽の光で温められていますが、地球から宇宙へ逃げる熱を捕まえ、私たちが生活するのに適した温度に保ってくれているのが「温室効果ガス」です。
この温室効果ガスが増えすぎてしまい、宇宙に排出される熱が大気内にこもることで、地球の温度が上がってしまいます。
これが地球温暖化が起こる原因です。
特に二酸化炭素は地球温暖化の一番の原因と言われており、自動車を動かしたり、ゴミを燃やしたり、電気を作ったりすることで大量に発生します。
二番目の原因であるメタンは牛や豚のゲップに含まれており、家畜をたくさん育てることで大量発生します。
また、下図は気象庁が出している世界の年平均気温についてのグラフです。
1991年〜2020年までの30年の平均値を基準とし、統計開始の1891年からどのような変化があるのかを示しています。
グラフを見ると、年々世界の平均気温は上昇していることがわかるでしょう。
日本だけでなく、世界では地球温暖化によって集中豪雨や強い台風などの異常気象、熱波、干ばつなどが発生し、大きな被害がもたらされています。
このまま地球温暖化が進むと、気候や生態系の変化に繋がり、人間の生活だけでなく動植物にも影響が出てしまうのです。
より良い環境を未来の世代に残すためにも、一人ひとりの行動によって地球温暖化を食い止める必要があります。

“2024年の世界の平均気温(陸域における地表付近の気温と海面水温の平均)の基準値(1991〜2020年の30年平均値)からの偏差は+0.62℃で、1891年の統計開始以降、2023年を上回り最も高い値となりました。世界の年平均気温は、様々な変動を繰り返しながら上昇しており、長期的には100年あたり0.77℃の割合で上昇しています。特に1990年代半ば以降、高温となる年が多くなっています。
引用:https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html
2-2.②ゴミ問題
日本では少子高齢化が進み人口は減っていますが、世界では人口が増加し続けています。
人口増加に伴い生活ゴミの量が増え、環境問題となっているのです。
例えば、毎年大量のプラスチック製品が生み出されていますが、ほとんどがリサイクルされずに廃棄物となっています。
廃棄物となったプラスチックは処理が追いつかず、適切に処理されずに放置されたり、海へ流出したりすることがあるのです。
また、ゴミが増えることによって、土壌や地下水の汚染、有害物質の拡散、ゴミを燃やすことによる大気汚染など、さまざまな影響があります。
2-3.③プラスチックによる海洋汚染

プラスチックは自然に分解されることがありません。
そのため、海や陸に捨てられたプラスチックは数百年以上もの間、自然界に残ると言われています。
WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)によると、世界の海ではすでに1億5,000万トンものプラスチックゴミが存在しているそうです。
また、毎年少なくとも800万トンのプラスチックゴミが海に流出していると推定されています。
800万トンはジェット機5万機と同じ重さと言われており、プラスチックゴミの海洋流出量がどれほど多いかがわかるでしょう。
さらに、2050年には海に流出したプラスチック量が魚の重量よりも多くなるという予測も発表されています。
海に流れ着いたプラスチックを、魚やカメ、海鳥などが誤って食べて死亡する事例が数多く報告されており、生態系にも重大な影響を与えています。
海にたどり着くまでに削られたり、劣化したりして5mm以下になった「マイクロプラスチック」は、有害化学物質(ダイオキシンなど)を吸着しやすく、魚などが誤って食べると炎症反応を起こしてしまうこともわかっています。
マイクロプラスチックを食べた魚を人間が食べてしまうと、プラスチック自体は排泄されますが、有害化学物質は体に残り、免疫力低下やホルモン異常に繋がると言われています。
最近では紙ストローの利用やレジ袋の有料化など、プラスチックゴミを出さない取り組みがされていますが、一人ひとりがさらに注意して生活していく必要があるのです。
2-4.④海面水位の上昇
地球温暖化の影響で世界各地の氷が溶け、海面水位が上昇しています。
海面水位の上昇が続くと、海抜(近隣の海面からの高さ)の低い島や都市は水没する可能性があるのです。
また、農地への浸水被害や生態系破壊など、さまざまな問題にも発展します。
国際連合広報センターは、海面上昇について下記のような発表をしています。
“海洋は、1880年以降、約20センチメートルから23センチメートル上昇したと推定されています。2023年に、世界気象機関(WMO)は、1993年から続く衛星観測記録において、世界の平均海面水位が過去最高を記録したことを確認しました。
憂慮すべきことに、過去10年間の海面上昇率は、衛星記録の最初の10年間(1993年から2002年まで)の上昇率の2倍を超えています。”
引用:https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/50723/
海面水位の上昇は沿岸地域に住む人の生活を脅かすだけでなく、観光名所が被害を受けて経済的なダメージに繋がったり、洪水によって水系感染症を蔓延させたり、さまざまな問題を引き起こします。
そうした結果、人々の経済・生計・コミュニティに大きな影響を与えるのです。
2-5.⑤二酸化炭素(CO2)排出量の増加
自動車やエアコンなど、私たちの生活が便利になるほど二酸化炭素の排出量は増えていきます。
実際、二酸化炭素の排出量は年々増えており、産業革命前の二酸化炭素濃度が約280ppmに対して、2023年は420.0ppmと約1.5倍も増えているのです。
私たちの暮らしが便利になるほど、今後も二酸化炭素の排出量は増えていくでしょう。
その結果、地球温暖化が進んでしまい、気温上昇や異常気象などさまざまな問題を引き起こしてしまうのです。
2-6.⑥森林の減少
農地を拡大したり、工場を建設したりすることで、多くの木々が伐採されています。
また、違法な大量伐採や資源の採掘、森林火災なども世界中で森林が減少している原因です。
森林にはダイオキシンなどの有害な汚染ガスを吸収して無害にする力があります。
さらに、光合成によって二酸化炭素を吸収し、炭素を貯蔵・酸素を放出することで、地球温暖化を防ぐ働きもあります。
森林が減少することで地球温暖化や大気汚染がより進行してしまうのです。
2-7.⑦生態系の破壊
地球温暖化、海洋汚染、森林伐採などが原因で絶滅してしまう生き物がいます。
生き物の絶滅は生態系が壊れることに繋がり、自然のサイクルが狂ってしまうのです。
絶滅危惧種(絶滅の可能性が高い生物種)は年々増えており、WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)によると、絶滅危惧種の数は下記のような推移をたどっています。
2000年:10種ほど
2010年:300種近く
2015年:1,000種
2020年:4,000種近く
2025年10月時点:8,221種
また、この数字は今後も増えていくと考えられています。
地球温暖化などの影響で絶滅する生物が増えると、その生物に関わっていた他の生物も影響を受けてしまいます。
動物や植物は与えられた環境でしか生きられないため、私たちがエコな暮らしを心がける必要があるのです。
2-8.⑧電気代・水道代の高騰
近年、電気代や水道代の高騰が目立っています。
経済的な理由からエコ生活に興味を持っている方も少なくありません。
電気や水道の無駄遣いをやめ、こまめな節約をすることで、結果として環境にも優しい行動に繋がります。
2-9.⑨SDGsの浸透

最近よく聞く「SDGs」は「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略です。
この地球で人類が暮らし続けるために、2030年までに達成すべき目標のことで、さまざまな企業や自治体でも取り組まれています。
具体的には17の目標が定められており「12.つくる責任、つかう責任」「13.気候変動に具体的な対策を」「14.海の豊かさを守ろう」「15.陸の豊かさも守ろう」などがあります。
SDGsという言葉が浸透することで、エコ生活の重要性に気づき、実際に取り入れているという方も多くいらっしゃいます。
これらの目標はそれぞれが独立しているわけではなく、相互に関わり合っているため、エコ生活を心がけることで複数の目標達成に近づくことができます。
3.エコ生活で得られる3つのメリット
エコ生活は環境に優しいだけでなく、私たちの生活にとっても大きなメリットがあります。
ここでは、エコ生活で得られる3つのメリットをご紹介します。
3-1.①節約に繋がる
節電や節水、ガスの使用量削減は、エコ生活の中でも比較的取り組みやすい事例です。
電気・ガス・水道の使用量が減ることで節約にも繋がり、家計の負担も軽くなります。
また、節電や節水、ガスの使用量削減は、電気料金や水道料金などに直接反映されるので「節電を心がけたら電気代が安くなった」と効果を実感しやすいのもポイントです。
行動が数字で現れ、さらに電気代も安くなるため、節電や節水はモチベーションを保ちやすいと言えるでしょう。
さらに、買い物をする際には食べる分だけを購入し、余分な物を買わなくすることで、食品ロスを削減しながら食費を抑えることが可能です。
3-2.②健康的な体作りができる
車移動によって二酸化炭素排出量が増え、地球温暖化に繋がります。
そのため、近場であればなるべく徒歩や自転車での移動を心がけたいものです。
徒歩や自転車での移動は環境問題の改善に繋がるだけでなく、運動不足を解消したり筋力アップに繋がったりと、健康的な体づくりにも繋がります。
自分にとっても環境にとっても良い影響があるため、積極的に取り組みたいエコ活動です。
3-3.③環境問題を考えるきっかけになる
エコ生活を始めることで、環境問題について考えるきっかけになります。
例えば、節約のために節電・節水を心がけているうちに二酸化炭素の排出量が気になるようになったり、ゴミの分別をしているうちに海洋プラスチックについて考えるようになったりと、さまざまな問題について興味が湧くかもしれません。
環境問題はそれぞれが独立した問題ではなく、複雑に関係しあっています。
できることから始め、結果としてさまざまな問題について考えるようになれるのは、エコ生活を始める大きなメリットと言えるでしょう。
4.今日から実践できるエコ生活の取り組み例
エコ生活にはさまざまな取り組み例があります。
まずは自分の生活に取り入れやすいものから実践し、エコ生活を定着させましょう。
少しの工夫でも、続けることで大きな効果を得られます。
4-1.【電気・ガス】に関するエコ活動

・部屋の電気はこまめに消す
・LED電球に交換する
・エアコンの温度設定を見直す
・トイレのフタは毎回閉める
・あまり使わない電化製品はコンセントからプラグを抜く
電気の使用自体が二酸化炭素を排出するわけではありませんが、日本で主流となる火力発電は、石油や石炭などの化石燃料を燃やして電気を作るため、二酸化炭素が排出されます。
具体的には、化石燃料の燃焼によってお湯を沸かし、出てくる蒸気の力でタービンを回して電気を作るのです。
二酸化炭素の排出量が増えると地球温暖化に繋がり、異常気象や気候変動などさまざまな問題が引き起こされるため、電気の使用量を抑えて資源を有効利用し、二酸化炭素の排出量を削減する必要があります。
また、LED電球は電力消費量を抑えながらも明るく照らすことができ、寿命も一般的な電球よりも長いため、交換の手間を省くこともできます。
使っていない部屋の電気を消すことや、あまり使わない電化製品のプラグをコンセントから抜いておくことも、節電・節約に繋がります。
電化製品はたとえ使っていなくても、プラグがコンセントにささっていることで自動的に電力を消費します。
この使っていなくても消費される電力を「待機電力」と呼び、エアコン・テレビ・炊飯器・洗濯機・電話機などで発生します。
旅行に行くときはテレビやエアコンの電源を抜く、炊飯器は保温を辞めて冷やご飯をレンジで温めるなど、可能な範囲で待機電力を減らすよう心がけてください。
さらに、エアコンの温度を1℃調整することで、約10%の節電効果が期待できるため、服装で暑さ寒さを調整し、夏は28度、冬は20度を目安にして温度を設定しましょう。
4-2.【水道】に関するエコ活動

・手洗いや歯磨きは水を流しっぱなしにしない
・シャワーはこまめにお湯を止める
・トイレは「小」と「大」を使い分ける
・洗濯にお風呂の残り湯を使う
・湯船にお湯を入れすぎない
日本は水資源に恵まれているため、水の大切さを実感する機会はあまりないかもしれません。
しかし、地球上の水は約14億km3ありますが、そのうち約97.5%が海水、約2.5%が淡水です。
淡水といってもほとんどが地下水のため、湖沼や河川など人間が生活に利用しやすい水は約0.01%(10万km3)しかありません。
地球は「水の惑星」とも呼ばれますが、実は水は大変貴重な資源なのです。
また、使った水は下水道に流れていきますが、その処理過程で多くの温室効果ガスを排出するため、水の使用量を減らすことは温室効果ガスの排出量削減にも繋がります。
水を流しっぱなしにしない、トイレの流す量を使い分ける、お風呂のお湯の量を最低限にする、残り湯を使うなど、簡単にできることばかりのため、今日から節水を心がけましょう。
例えば、歯磨きで30秒水を流しっぱなしにするだけで、約6リットルもの水を使用します。
たった30秒ですが、多くの水が無駄に流れてしまうのです。
「水を流しっぱなしにしない」ということを心がけるだけでも、積み重ねることで大きな節水・節約効果を期待できるでしょう。
4-3.【キッチン・食品】に関するエコ活動

・冷蔵庫にものを詰め込みすぎない
・冷凍庫は隙間ができないようにたくさん詰め込む
・賞味期限は多少過ぎていても問題なく食べられる
・無駄に廃棄しないよう食材の消費期限をこまめに確認する
・野菜の皮なども有効活用する
・保存容器やラップは繰り返し使えるものを選ぶ
・コンロの火は鍋底からはみ出ないように注意する
・鍋やフライパンは濡れたまま使用しない
・油汚れは不要な布などで拭き取ってから洗う
・食洗機を使うことで水の使用量を抑える
台所では電気・ガス・水道を使うため、さまざまなエコ活動ができます。
例えば冷蔵庫は、食品を詰め込みすぎると冷却力が低下するため余分な電力を消費します。
対して冷凍庫は食材を詰め込むことで冷却効率が上がるため、冷蔵庫は詰め込みすぎない、冷凍庫はパンパンに詰めるのがおすすめです。
また、賞味期限はおいしく食べられる期間の目安、消費期限は安全に食べられる期間のため、賞味期限は大幅に過ぎていないのであれば問題なく食べられるでしょう。
消費期限切れの食品は食べないほうが良いので、消費期限が切れないよう定期的に冷蔵庫や食品庫をチェックし、フードロスを減らすよう心がけてください。
野菜の皮・葉・茎も積極的に利用し、余った料理でリメイク料理を作るなど、食品は無駄なく食べ切るようにしましょう。
ラップやプラスチック製の保存容器は使い捨てとなるため、繰り返し使えるシリコン製のラップやタッパーを使うのがおすすめです。
ガスコンロを使用している場合は、鍋底からはみ出るほどの強火にしないことと、鍋やフライパンが濡れたまま使用しないことで、ガスの使用量を削減することができます。
油汚れは落としにくいため、事前に不要な布などで拭き取ってから洗いましょう。
食洗機は節水にも繋がるため、導入を検討するのもおすすめです。
4-4.【買い物】に関するエコ活動
・買い物袋を持参する
・詰め替え商品を購入する
・必要なものだけ買う
・すぐ食べるなら棚の手前のものから取る
・地産地消のものを選ぶ
買い物をするときにもさまざまなエコ活動ができます。
お気に入りのエコバッグを使用すれば買い物が楽しみになり、レジ袋の削減にも繋がります。
また、詰め替え商品や容器包装の少ないものを選べば、プラスチックゴミを削減できます。
安いからといって一度に大量購入するのではなく、必要な分を必要なときに購入することで、食べ切れずに廃棄するリスクが減るでしょう。
すぐ食べるものは賞味期限が短い棚の手前から取るようにすれば、スーパーでの売れ残りの廃棄が減ります。
道の駅などで売られている地元の食材は輸送費が安いため、二酸化炭素排出量の削減にも繋がります。
4-5.【ゴミ捨て】に関するエコ活動

・ゴミは分別して捨てる
・生ゴミの水気はしっかり切る
・コンポストを使って生ゴミを堆肥にする
・ゴミを減らしてゴミ袋の使用量を減らす
リサイクルできるもの、できないものに分けることで、焼却されるゴミの量を減らすことができます。
例えば、ペットボトルは洗ってラベルをはがし、スーパーの回収ボックスに入れると良いでしょう。
また、プラスチック製トレーも回収ボックスに入れることで、資源としてリサイクルされます。
さらに、ゴミが減ることでゴミ袋の使用量が減り、節約にも繋がります。
生ゴミに水分が含まれているとゴミの量が増えたり、焼却にかかる時間が長くなったりするため、しっかりと水気を切って捨てましょう。
自宅でコンポストを活用し、堆肥にして家庭菜園に利用するのもおすすめです。
4-6.【外出】に関するエコ活動
・マイボトルに飲み物を入れて持っていく
・マイ箸を持ち歩く
外出時にコンビニで飲み物を買う人は多いと思いますが、ペットボトルはプラスチックでできているため、プラスチックゴミを減らすためにもマイボトルを持参するのがおすすめです。
好きなデザインのマイボトルを使えば、持ち運ぶのも楽しくなります。
また、割り箸を使用するのではなく、マイ箸を使うのもおすすめです。
自宅で洗う手間が増えますが、森林保護やゴミ削減に繋がります。
4-7.【自動車】に関するエコ活動

・近場への移動は徒歩か自転車で
・バスや電車などの公共交通機関を利用する
・エコカーに買い替える
・カーシェアリングを検討する
・エコドライブを心がける
自動車は二酸化炭素の排出量が多いため、近場であればできるだけ徒歩や自転車などで移動しましょう。
二酸化炭素排出量を削減するだけでなく、健康的な体にも近づけることができます。
また、一人ひとりが自動車を使うと二酸化炭素排出量が増えてしまいますが、公共交通機関は1回の走行で多くの人が乗れるため、1人あたりの二酸化炭素排出量を減らすことが可能です。
エコカーへの買い替えや、利用頻度に応じてカーシェアリングを検討してみても良いでしょう。
エコドライブは、二酸化炭素排出量や燃料消費量を減らし、地球温暖化を防ぐ運転技術や心がけのことです。
急発進しない、急ブレーキをかけない、急な加速や減速をしないなど、ゆったりとした安全運転を心がけてください。
無駄な空調やアイドリングを避ける、定期的にタイヤの空気圧を確認する、不要な荷物を載せないなども、エコ走行に繋がります。
4-8.【衣類・ファッション】に関するエコ活動
・お気に入りのものを長く愛用する
・安い服を買ってすぐに捨てるのは辞める
・着なくなった服はリサイクルショップで売る
・まだ使えるものはフリーマーケットに出品する
今あるものを長く大切に使うこともエコ活動と言えます。
例えば衣類であれば、安いものをたくさん購入して着なくなったら捨てるのではなく、少し高くてもお気に入りの良いものを買い、長く使うほうが良いでしょう。
お気に入りの良いものであれば大切に使うため、思いのほか長く使用することができます。
また、使わなくなった衣類や小物はリサイクルショップに持っていったり、フリーマーケットに出品したりするのもおすすめです。
着ないからとすぐにゴミとして捨てるのではなく、捨てなくても良い方法を考えてみましょう。
4-9.【消費スタイル】に関するエコ活動
・本当に必要なものだけを買う
・長く使えるものを買う
・大切にできるか考える
・レンタルサービスを利用する
・フリマアプリを活用する
何か新しいものを購入するときは、自分にとって本当に必要なものか、長く使い続けられるか、大切にできるかなどをじっくりと考えるようにしましょう。
使用頻度がそれほど高くないのであれば、レンタルサービスを使うのもおすすめです。
例えば、ベビーベッドなどの赤ちゃんグッズは使用する期間が限られているため、レンタルしたり友人から借りたりすると良いでしょう。
また、フリマアプリを活用して中古品を買うのもゴミを減らすことに繋がります。
今はフリマアプリでも綺麗なものがたくさん売られているので、うまく活用してください。
5.エコ生活を続けるためのポイント
・完璧を目指さない
・ルールを作る
・楽しめる工夫をする
「エコ生活をするぞ!」と意気込んでいても、継続できなければ意味がありません。
長く続けるためには、完璧を目指さずにゆるく始めること、自分なりのルールを決めること、楽しめる工夫をすることが大切です。
エコ生活を心がけるあまり、制限の多い生活になってしまうと意味がありません。
また、エコ生活のやり方などはインターネットで簡単に検索できますが、自分のライフスタイルに合わないのであれば無理に実践せず、自分にできる方法を見つけて「自分なりのエコ生活」のルールを決めましょう。
最後に、継続するために一番大切なのは「楽しい」と思えることです。
無理をしているうちは、エコ生活も長くは続きません。
「節電を心がけたら電気代が安くなった!嬉しいし楽しい!」など、一つひとつの行動が「楽しい」と思えるようになれば、楽にエコ生活を続けることができるでしょう。
6.働き方の改善もエコ生活に繋がる!
実は、エコ生活は家庭だけでなく、仕事の場でも実践することができます。
ここではビジネスシーンにおける3つのエコ生活についてお伝えします。
6-1.クールビズ・ウォームビズの推進
クールビズやウォームビズは、冷房や暖房の使用量を削減する地球温暖化対策の取り組みのひとつです。
夏場はノーネクタイ・ノージャケットなどの軽装、冬場はジャケットの下にダウンベストを着込むなどは、クールビズ・ウォームビズと言えます。
政府が推進しているビジネススタイルで、夏場は室温28度、冬場は室温20度を目安とし、過度な空調利用を避ける狙いがあります。
クールビズやウォームビズによって空調利用が減り、二酸化炭素排出量の削減に繋がります。
6-2.残業時間の短縮
残業時間が短くなることで、事務所の電気やエアコン使用量が減り、二酸化炭素排出量の削減に繋がります。
また、残業を減らすことで社員のプライベートが充実し、モチベーションアップにも繋がるのがポイントです。
6-3.ペーパーレス化
最近ではペーパーレス化を推進する企業が増えてきました。
例えば書類の郵送を廃止してPDFで共有するなど、社外への対応もペーパーレス化が進んでいます。
紙の使用量が減ることで紙代やインク代の削減、保管スペースの圧縮など、さまざまなメリットも期待できます。
7.エコ生活で地球にも自分にも心地良い生活を心がけましょう
地球は今さまざまな問題を抱えており、エコ生活が世界中で注目されています。
エコ生活は意外と簡単で、誰でもすぐに始められるものばかりです。
まずは自分にできることを見つけ、エコ生活を心がけてみましょう。
また、家庭や職場でもアイデアを出し合い、エコ活動を広めていくことも重要です。
一人ひとりの意識や行動が変わることで、地球が抱える問題が解決に向かい、未来を生きる子どもたちに美しい地球を残すことができます。
エコ生活で無理な生活をするのではなく、自分にとっても、地球にとっても心地良いバランスを見つけながら、エコ生活に取り組みましょう。