警備事業

家庭でできる防犯対策〜侵入手口と今すぐできる対策について〜

最近ニュースで見かけることが多くなった侵入犯罪。
お金や宝石などの金品を盗まれるだけでなく、住人が襲われるケースも増えています。
特に一軒家が狙われるケースが多く、防犯対策は必須といえるでしょう。
この記事では、侵入犯罪の手口や狙われにくい家の特徴、防犯対策などについて解説します。
ご自身の命を守るためにも、防犯対策・防犯行為を徹底するようにしましょう。

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1.侵入犯罪は手口の巧妙化・凶悪化が進んでいる

これまでの侵入犯罪といえば、住人の不在時に金品が盗まれるといったイメージでしたが、近年では住人の在宅時でも侵入犯罪が行われています。
複数人で窓を破壊して住宅に押し入る、宅配業者を装い住宅に侵入するなど、手口は荒々しく巧妙かつ凶悪になっているのが特徴です。
空き巣などの侵入犯罪は2004年以降減少していますが、凶器などで住人を脅して金品を奪う侵入強盗は2022年から増加しています。
いつ、誰に襲われるかわからず、家の中にいても絶対に安心とは言えません。 だからこそ、最新の情報や技術を取り入れ、これまでの防犯対策をさらに強化していく必要があるのです。

2.侵入犯罪の手口とは

防犯対策を強化するためには、侵入犯罪の手口を知っておく必要があります。
代表的な侵入手口や時間帯などを把握し、狙われにくい家を目指しましょう。

2-1.無施錠の窓や玄関からの侵入が多い

警察庁の公表によると、侵入犯罪は一戸建てやマンションなど住宅の形態に関わらず、窓と出入口からの侵入が全体の7割以上を占めます。

侵入経路としては、鍵を締め忘れたところ(無締り:むじまり)からの侵入が多いです。
どんなに強固な鍵を付けても、鍵をかけ忘れてしまえば意味がありません。
ゴミ出しや洗濯物干しなど、短時間の外出でも施錠する習慣を身につけてください。
無施錠のドアや窓からの侵入の次に多いのがガラス破りによる侵入です。
ガラス破りに対しては、不在時には雨戸を閉める、窓に補助鍵をつける、防犯フィルムを貼るなどの対策を検討しましょう。
また、合鍵による侵入被害も多くなっています。
合鍵を郵便受けに入れたり、玄関周囲の鉢植えに隠したりする人がいますが、侵入者は見抜いています。
便利だからと玄関周辺に合鍵は置かないようにしましょう。

2-2.4つの代表的な侵入手口

ここでは代表的な侵入手口を4つご紹介します。
あらかじめ侵入手口を知っておくことで、適切な対策が取れるでしょう。

①ガラス破り
窓ガラスを破壊して割れた箇所から手を入れ、鍵を開けて侵入するのが「ガラス破り」です。
通常のガラスであれば数秒ほどで解錠されます。
網入りガラスは防犯対策に有効と思われがちですが、防火用のため侵入対策にはなりません。
また、防犯フィルムを鍵周辺だけに貼っても、大きな範囲で割られる可能性があるため不十分といえます。
防犯フィルムは窓ガラス全面に貼るようにしてください。

②ドア錠のこじ破り
ドアと壁の隙間にバールなどの工具を入れてドアをこじ開けるのが「ドア錠のこじ破り」です。
てこの原理で強引にこじ開ける方法で、通常のドアであれば短時間で破られてしまいます。

③ピッキング
鍵穴にピック(金属製の特殊工具)を入れて短時間で解錠するのが「ピッキング」です。
ピッキングに対応した錠でない場合、1分以内には侵入されてしまいます。

④サムターン回し
ドリルなどを使ってドアに穴を開け、サムターン(室内側のドアを開け閉めするつまみ)を外から操作して侵入するのが「サムターン回し」です。

2-3.一戸建ての空き巣被害が最も多い

警察庁の「住まいる防犯110番」によると、空き巣などの侵入窃盗は一戸建住宅での発生が最も多いです。
お店の侵入窃盗件数の約5倍の発生件数があり、一戸建住宅は侵入者から狙われやすいといえます。
ただし、アパートやマンションでも侵入窃盗の被害にあうことはあるため油断は禁物です。

2-4.空き巣が発生しやすいのは昼間の時間帯

出典:警察庁「令和5年の犯罪(11)

空き巣が最も多い時間帯はお昼の10〜12時です。
昼間の留守時に侵入被害にあうことが多いため、日中だからと油断せずに必ず戸締まりをしましょう。

3.自宅を守るには防犯対策・防犯行為が重要!

侵入犯罪は年々凶悪かつ巧妙になっています。
田舎だから、昼間だから、在宅だからと油断せず、防犯意識を持つことが重要です。
まずは防犯対策をする上で知っておきたいポイントを理解し、ご自身の現時点での防犯度をチェックしましょう。

3-1.5分以内に侵入できないと約7割の侵入者が諦める

侵入者の約7割は5分以内に侵入できなければ諦めるといわれています。
そのため「5分」というのが防犯対策における評価基準になっているのです。
ドアや錠などは決められた試験を行い、5分以上人為的破壊行為に耐えられた場合「防犯機能の高い建物部品(CP部品)」として認定されます。
5分以内に侵入されないかどうかを目安に、ご自宅の防犯対策をするようにしましょう。

3-2.どのくらいできてる?防犯度チェック

当てはまる項目が多いほど防犯に強い家だといえます。
まずはご自身の防犯に対する意識をチェックしましょう。

・在宅時にも鍵をかけている
・合鍵を郵便受けや植木鉢など玄関付近に隠していない
・防犯カメラ、録画機能付きインターホンが設置されている
・夜間に人が近づくと自動で点灯する防犯ライトを使用している
・家の周囲に屋根や2階に登れるような足場はない
・庭は見通しがきくフェンスで囲まれている
・庭は防犯砂利を敷いている
・防犯性能の高い建物部品を使っている
・近所の人に挨拶をしている
・駐車場などの管理が行き届いており住人以外の出入りがない(共同住宅)
・高層階でも就寝時にはベランダの鍵をかけている(共同住宅)

4.空き巣が嫌がる家の5つの特徴

防犯対策では、空き巣に「侵入は難しそう」と思わせることが大切です。
ここでは空き巣が嫌がる家の特徴を5つご紹介します。

4-1.侵入するのに時間がかかりそうな家

空き巣は侵入に5分以上かかる場合、約7割が諦めるといわれています。
すなわち、侵入に時間がかかる家は空き巣に嫌がられるということです。
これは、侵入に時間がかかることで近隣住民に見つかるリスクが高まることが関係します。
例えば、ドアに複数の鍵がついている、ガラスに防犯フィルムが貼られている場合、侵入が容易ではなくなります。
また、スマートロックやディンプルキーはピッキングに強いといわれているため、防犯性が高まり空き巣に狙われにくくなります。

4-2.近所の人がよく通りかかる家

ご近所さんがよく通りかかる家は空き巣などの侵入犯罪の被害にあいにくいです。
空き巣にとって顔を見られたり声をかけられたりするのは不都合なため、住民同士のコミュニケーションが活発で地域の人がよく通る家は避ける傾向があります。
ただし、繁華街や駅の近くなど、不特定多数の人が通る場所に家がある場合、家の関係者か不審者かの判断が難しいため注意が必要です。
侵入時や逃走時に人混みに紛れやすいため、空き巣に狙われやすくなります。

4-3.死角のない家

家の周囲に死角がないと、侵入する際に通行人に発見される可能性が高まります。
玄関、勝手口、窓などの近くに塀や木などがあり、通行人から見えにくくなっている場合は、侵入者が人目に見つからずに作業しやすいため狙われやすいです。

4-4.防犯対策がされている家

防犯カメラやセンサーライトなど、防犯対策をしている家は空き巣に狙われにくいです。
他にも音の鳴る防犯砂利を敷いている家や、警備会社によるセキュリティサービスを導入している家は、防犯意識の高い家として認識されるため、侵入被害にあいにくくなります。
まずは簡単にできる防犯砂利から取り入れてみると良いでしょう。

4-5.犬を飼っている家

犬が侵入者に向かって激しく吠えると、ご近所さんが異変に気付いて様子を見にくることがあります。
さらに、犬に噛み付かれる可能性もあるため、侵入者にとって犬を飼っている家はハードルが高くなるのです。
犬種にもよりますが、ジャーマン・シェパード、ドーベルマン、エアデール・テリアなどの犬種は警戒心・理解力・忠誠心が強いため、防犯対策の心強いパートナーになるでしょう。
ただし、犬の性格やトレーニングによって不審者に向かって吠えるかは変わってくるため、しっかりと躾をする必要があります。

5.今すぐできる12の防犯対策

では、具体的にどのような対策を取れば侵入犯罪を防げるのでしょうか。
ここでは12の防犯対策についてお伝えします。
今すぐできるものもあれば、設備を整える必要のあるものもあるため、まずは簡単に取り組めるものから始めてください。

5-1.【在宅・帰宅時】在宅時も鍵をかける

家にいる時は窓を開けて空気の入れ替えをしよう。
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、最近では住人の在宅の有無を問わず侵入犯罪が起こっています。
もし在宅時に侵入者と鉢合わせしてしまうと、命の危険に晒されるかもしれません。
最低限、無人の部屋の窓や出入口は施錠しておきましょう。
確実に施錠することが防犯の第一歩となります。

5-2.【在宅・帰宅時】帰宅時は背後や周囲を確認する

帰宅時には背後や周囲をよく確認しましょう。
誰かにつけられているかもしれませんし、自宅に入るタイミングで無理矢理侵入される可能性もあります。
特に夜間には注意しましょう。
女性の一人暮らしも注意が必要です。

5-3.【在宅・帰宅時】来訪者があってもすぐにドアを開けない

インターホンが鳴ると、無条件に玄関を開けてしまう人がいます。
しかし、最近では宅配業者に偽装した手口も増えているため、まずはインターホンのモニターを確認したり、ドアスコープから覗いたりして、怪しい人物でないか確認しましょう。
宅配業者に偽装した侵入者対策としては、置き配を活用するのもおすすめです。

5-4.【住宅の防犯対策】家の周りは綺麗に

庭の雑草が伸びていたり、物が散乱していたりすると、侵入者から防犯意識の低い家だと思われてしまいます。
また、家の周りに放置されたものを足場にして、2階やベランダに侵入されるケースも多いです。
家の周りや庭が綺麗に保たれていれば、人の気配が感じられて泥棒が入りにくい家になります。
庭に植栽がある場合は、植栽を低く、枝は適度にすいて、出入口が外からでも見えやすいようにしましょう。

5-5.【住宅の防犯対策】玄関をツーロックにする・窓に補助鍵をつける

玄関ドアや窓に補助鍵をつけることで、短時間での侵入を防ぐことができます。
ワンドア・ツーロック(1つのドアに2つの錠をつける防犯対策)で鍵をしめておけば、侵入に時間がかかるため諦めてくれる可能性が高まります。
ただし、この場合も常に施錠しておくなど、戸締まりは基本となります。

5-6.【住宅の防犯対策】庭に防犯用の砂利を敷く

家の庭に防犯用の砂利を敷いておけば、踏むと大きな音が鳴るため侵入防止に繋がります。
住人だけでなく近所の人も侵入者に気付きやすくなるため、狙われにくい家になるでしょう。
また、防犯砂利の大きな音によって、侵入者が犯行を諦めることもあります。
防犯砂利は玄関、庭、人の目が届きにくい死角にも敷いておくと良いでしょう。

5-7.【住宅の防犯対策】防犯設備を活用する

防犯カメラやセンサーライトを設置することで、空き巣が侵入しにくい環境を整えることができます。
実際、玄関や窓の前に防犯カメラが設置されていると、空き巣が下見をした時点で侵入を諦めるケースが多いです。
防犯カメラは犯行時の映像を残して追跡に使用されるだけでなく、設置すること自体が犯行の抑止効果に繋がります。
中には録画のできないダミーのカメラを設置する家もありますが、見破られてしまう可能性もあるため、本物の防犯カメラを設置するほうが良いでしょう。
また、センサーライトは人の動きを感知して自動で点灯するため空き巣対策におすすめです。
突然ライトが点灯したことで驚き、犯行せずに逃げていくケースもあります。

5-8.【住宅の防犯対策】長期不在時には新聞・郵便物の配達をストップ

長期の旅行などに行く場合は、新聞や郵便物の配達を止めておくと安心です。
ポストに郵便物や新聞が溜まっていると、長期不在であることが分かってしまい、侵入される可能性が高まります。
また、ご近所さんにも不在にすることを伝えておくと良いでしょう。

5-9.【心構え】合鍵をむやみに見せない

合鍵を不正に作られないためにも、家族以外の人には鍵を見せないようにしましょう。
また、携帯電話などで写真を撮るのも避けてください。
鍵は常に持ち歩き、敷地内であっても郵便受けや植木鉢に鍵を隠さないようにしましょう。

5-10.【心構え】ご近所付き合いを大切にする

ご近所同士でのコミュニケーションが活発だと、侵入者から狙われにくくなります。
住民間コミュニケーションが活発で人が多く通るエリアでは、比較的犯罪が起こりにくいといわれているのです。
日頃から近隣の住民と挨拶をかわすなどコミュニケーションをとっておくようにしましょう。

5-11.【心構え】自宅に大金を置かない

自宅に大金を置いておくと、侵入犯罪が起こった際にダメージが大きくなります。
必要以上の現金は置かないようにしましょう。
また、最近では詐欺電話も多いため、電話で在宅状況や家族構成、資産情報などを聞かれても絶対に答えないようにしてください。

5-12.【心構え】不審に思ったらすぐに110番通報を!

侵入者はほとんどの場合、侵入する家の下見を行います。
不審な人が家の周りをウロウロしていると感じたら、ためらわずに110番通報しましょう。

6.場所別防犯対策

最後に、場所別の防犯対策についてご紹介します。

6-1.玄関・勝手口

泥棒の侵入手口で最も多いのが、鍵をかけ忘れたドアや窓からの侵入です。
せっかく強固な防犯対策を取り入れていても、鍵があいていれば意味がありません。
玄関や勝手口など、泥棒が侵入しやすい部分の防犯対策を3つお伝えします。

①施錠

玄関や勝手口はもちろん、小さな窓であっても外出時には施錠してください。
玄関ドアはツーロックにすることで侵入に時間がかかり、泥棒が侵入を諦める可能性が高まります。

②合鍵をドア近くの屋外に置かない
ドア近くの植木鉢や郵便受け、物置などに合鍵を置く方は多いですが、屋外に鍵を置くのは避けましょう。
泥棒が鍵を見つけるリスクがあるだけでなく、日頃の鍵を取り出す様子を見られている可能性もあります。
また、鍵に刻印された番号を知られると勝手に合鍵を作られる可能性があるため、合鍵は容易に人に見せないようにしましょう。

③防犯カメラの設置

玄関や勝手口などを撮影できる防犯カメラを設置すると良いでしょう。
防犯カメラは録画データから侵入者を特定することができますが、設置するだけでも侵入を防ぐ効果が期待できます。

6-2.窓

一戸建ての侵入窃盗犯罪では、無施錠に次いでガラスを破って侵入する方法が多いです。
泥棒にとって玄関ドアをこじ開けるよりも、窓の鍵を開けるほうが容易なため、窓の侵入対策は必要不可欠といえます。
下記の2つの防犯対策を取り入れてみましょう。

①施錠

無施錠の窓からの侵入が、一戸建て住宅への侵入手口として最も多くなっています。
外出時には玄関ドアだけでなく、窓の施錠も忘れないようにしましょう。

②窓を割れにくくする

〜防犯ガラスの設置〜
防犯対策として有効なのが防犯ガラスの設置です。
防犯ガラスは2枚以上のガラスの間に中間膜が挟まれており、ガラスが割れにくく飛び散りにくくなっています。

〜防犯フィルムを貼る〜
防犯フィルムにはガラスの強度を上げ、割れにくくする効果があります。
泥棒の侵入を遅らせるため、犯行を諦めさせる効果が期待できます。

6-3.庭

一軒家の場合、家の中だけでなく敷地内の庭も対策するほうが良いでしょう。
外出時・在宅時問わず侵入される可能性があるため、次の3つの対策を検討してください。

①防犯砂利の設置

防犯砂利は歩くと音が鳴る砂利です。
音が鳴ると人の気を引きやすくなり、在宅時の住人やご近所さんに気づかれやすくなるため、侵入者が犯行を諦める効果が期待できます。
裏庭や人目に付きにくい通路などに設置すると良いでしょう。

②センサーライトの設置

人が近づくと自動で点灯するセンサーライトを設置するのもおすすめです。
侵入者は顔を見られるのを恐れるため、夜間にセンサーライトがつくのを嫌います。
また、ライトがついたことに驚き犯行を諦めるケースも少なくありません。

③防犯カメラの設置

玄関ドアや窓だけでなく、通路になりそうな庭部分も防犯カメラを設置しておくと安心です。
防犯カメラがあると防犯意識の高い家だと思われるため、侵入者が犯行を諦める可能性が高くなります。

6-4.室内

最近では留守中だけでなく、在宅時に家に侵入されることも増えています。
在宅時に侵入者と鉢合わせてしまうと命の危険にも面してしまうため危険です。
次の3つの防犯対策を取り入れるようにしましょう。

①玄関ドアは1ドア2ロックにする
玄関ドアが2ロックになっていると侵入までの時間がかかるため、侵入者が侵入を諦める可能性が高まります。

②常に施錠する
ゴミ出しや近所に行くだけの場合でも必ず施錠しましょう。
侵入者はわずかな時間でも忍び込んできます。

③カメラ付きインターホンを活用する
侵入者はあらゆる侵入手口で家の中に入ろうとします。
宅配業者に偽装して現れることもあるため、来訪者があった場合は必ずカメラ付きインターホンで確認してから鍵を開けましょう。

7.防犯対策には「日頃の意識」が最も重要!

侵入者はいつ現れるかわかりません。
また、住人の少しの気のゆるみを狙って無施錠になるのを待ち構えています。
自宅の防犯設備を整えたり防犯グッズを使ったりすることはもちろんですが、最も重要なのは日頃からの防犯意識です。
自宅が狙われているかもしれないと警戒しておくことで、無施錠が減り、結果として侵入犯罪に巻き込まれるリスクは減るでしょう。
田舎だから、ちょっとそこに行くだけだから、と油断せず、日頃から施錠をする癖をつけてください。

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家庭で出来る防犯対策

上村 将弘(うえむら まさひろ)

警備業務15年の経験を持つと共に、防犯防災のノウハウを熟知してる安全安心のスペシャリスト。 現在は、ソリューション営業部で大規模小売店舗やオフィスビルなどの安全安心を「人・IT」を総合的にコーディネートし、お客さまのニーズに沿ったご提案を推進しています。